認知症への対応について

お問い合わせはこちら

ブログ

認知症への対応について

2019/04/09

認知症への対応について

認知症の対応については、まず認知症がどのようなものなのか理解することが大切です。認知症には中核症状と周辺症状があります。

一般的に、徘徊や介護拒否などと言われる問題行動は全て周辺症状に分類されます。

この周辺症状は、認知症が軽度でも発生することがあり、認知症が重度でも発生しない場合があります。

認知症の対応については、この周辺症状へどのように対応するかというのが、一番ケアには必要だとも言われます。

しかし、実際に認知症で要介護5の父親を介護してきた経験から、認知症ケアに必要なのは周辺症状への対応ではいと考えています。

認知症の対応については、認知症の方も心理状態を理解し、認知症の方が安心できる環境を作ることが、ケアでは最も重要であると考えます。

認知症の方は、何も分からなくなった、何もできなくなった人ではないのです。

認知症の方は物忘れという状態の中で、様々なものを忘れていきます。

自分の子どもの顔も分からなくなります。

しかし、最後まで残っているものもあります。それは、「感情」です。この感情は最後まで残ります。

自分の子どもの顔が分からなくなって、一番辛い思いをしているのは認知症の方本人なのです。

私の父は、自分の子ども顔が分からなくなり「どうしたらええねん。」「何にも分からへん。」と子どもみたいに大きな声をあげて涙を流したことがあります。

このような認知症の方にできることは、ただ傍にいることしかできません。

不安で悲しくて、寂しくて、辛い…このような感情を最後まで認知症の方は感じています。認知症の対応については、その感情を、嬉しい、楽しいに変えることが認知症ケアであると信じています。

このような体験談も交えて、認知症の方に「嬉しい、楽しい」を感じていただけるケアについて一緒に学びませんか?

今は、大丈夫でも、いつか人間は老いて認知症になります。その時のために早めから認知症について理解を深め、認知症の対応についてより良いケアができるようにしましょう。