介護事業所で行うべき研修とは?
2019/04/27
介護現場で必要な研修内容
介護事業所で行うべき研修とは、マネジメントやOJTの研修を行う前に、まずは「介護」について正しい理解が必要です。介護職の中には、「自立支援」と「自律支援」の違いが答えられない人が多いです。
「立位ができない人の移乗介助」などもできない人が多いです。
このような介護現場で今すぐに必要なものが分からないまま介護現場でお仕事をしていると事故やクレーム・虐待につながります。介護事業所で行うべき研修とは、このような事故やクレーム・虐待を防ぐことも大変重要です。
特に「介護技術」は職員によってやり方もバラバラで「私はこうやっている」という会話をよく聞きます。
このような状態では、ケアもバラバラになってしまいマネジメントもOJTも機能しません。介護事業所で行うべき研修では、まずは、介護観や介護技術を統一させることから始める必要があります。
中間管理職研修や管理職研修について
介護観や介護技術を学ぶことで、OJTも可能になっていきます。
当法人では、介護事業所で行うべき研修を、介護技術についてのセミナーから認知症、コミュニケーションなどまで幅広く対応しています。
また、管理職向け研修などでは、マネジメント研修・OJT研修などのメニューもあります。
優秀な介護職が上手に研修できる訳ではありませんし、
優秀な介護職が管理職になれる訳ではありません。介護事業所の多くは勤続年数が長い介護職員が管理職になる傾向が強いです。しかし、実際には管理職に必要な知識や能力は身についていないことが多いです。
管理職になってから「こんなはずではなかった」となることが多いので、優秀な人材ほど手放してしまうことになり大きな損失となります。
中間管理職や管理職に抜擢する前に必要な知識や能力を身につけられるよう「マネジメント研修」などの導入も必要です。